コラム

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2018.01.20

ED症状と治療効果

EDとは

EDとはErectile Dysfunctionの略称です。翻訳すると、Erectileが「勃起性の」、Dysfunctionが「(身体器官の)機能障害、機能不全」となり、勃起障害や勃起不全といわれます。この状態では、満足のいく性行為を行うことができなくなってしまいます。陰茎が全く勃起しないことをEDと呼ぶと思われがちですが、いったん勃起したのにすぐ萎えてしまう、自分はやる気満々なのになかなか勃起しない、勃起し挿入に至るものの中折れしてしまう、といった場合もEDの症状に含まれます。また、奥様以外の相手ならば問題なく勃起するのに、奥様が相手になるとうまく勃起しない、いわゆる「妻だけED」も立派なEDです。こういった症状を総合すると、かなり多くの男性がEDであると考えられ、現在、日本には1130万人以上ものED患者が潜在的に存在しているといわれています。

EDの原因

では、今まで正常に勃起していたのに、なぜEDになってしまうのでしょうか。まず、正常な勃起の仕組みについて説明します。性的興奮を感じると、その興奮は大脳→脊髄→脊髄勃起中枢→陰茎海綿体の神経の順で伝わっていきます。陰茎海綿体の中で放出された一酸化窒素が血管や筋肉に作用し、cGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が増加します。そして、cGMPの働きによって筋肉弛緩、血管拡張された陰茎海綿体に血液が大量に流れ込み充満することによって陰茎が勃起します。また、勃起がずっと続くと困るので、射精したり性的興奮が収まると勃起を終了させようとする物質が現れます。それがPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素です。この酵素PDE5がcGMPを破壊することで陰茎を通常の状態に戻します。EDはcGMPとPDE5の関係が崩れた時に起こります。陰茎の血液量を増やし、勃起を促すcGMPの量が減ってしまっているのに、勃起を終了させるPDE5は正常に分泌される状態にあるのがEDです。このようなED状態を引き起こす原因には大きく分けて、心因性、器質性、薬剤性の3つがあり、さらにこれらを複合した混合性のものがあります。

心因性
精神状態、心の問題から起こるものです。これには、仕事の悩み、経済的不安、夫婦不仲などの生活ストレスや、陰茎へのコンプッレクス、SEXに対する緊張感などが原因の「現実心因性ED」と呼ばれるものと、過去のトラウマなどの無意識的な問題からくる「深層心因性ED」と呼ばれるものがあります。

器質性
血管や神経など体内の機能になんらかの問題があるために起こるものです。これは加齢によって引き起こされることが多く、40歳くらいから多くなってくるEDです。動脈硬化による血流の悪化や脳から陰茎への神経伝達がうまくいかないことが原因となっています。糖尿病、高血圧、脂質異常症などを患っていたり、脳卒中や脊髄損傷による神経障害のある方、前立腺の疾患や男性更年期障害(LOH症候群)などのホルモン異常がある方に当てはまるEDが器質性のEDです。

薬剤性
服用している薬によって引き起こされるEDです。降圧剤や抗うつ剤、精神安定剤、睡眠剤などの薬剤が原因となっています。

ED治療

EDの治療には手術、器具の装着、ICI注射、ED薬の服用などがあります。しかし、ED薬の服用以外の治療は、陰茎に直接注射をしたり、器具を陰茎に挿入するなど身体への負担が大きいものがほとんどです。また、手術の失敗によって完全に勃起しなくなってしまうという例もあるため、選択肢としては慎重にならざるを得ません。ED薬の服用でも副作用が起こることがわかっていますが、薬の効果が切れれば治まるような一時的なものです。このことから、ED薬の服用がもっともスタンダードな治療であるといえます。

ED治療薬の作用機序、種類について

ED治療薬はいくつかの種類がありますが、全てPDE5阻害剤と呼ばれます。上記で説明したPDE5の働きを抑え、cGMPが破壊されるのを阻止することで、陰茎海綿体に血液を流し充満させる働きを高め、勃起を促します。どのED治療薬も同じ作用機序で効果を発揮するのですが、薬によって効果が現れる時間や副作用には違いがあります。また、食事の影響などの受けやすさも薬によって違い、個人の体調によっても効果に差があります。次に、主要な薬の種類3つ、バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)について紹介します。シルデナフィルなど()内は有効成分名です。バイアグラ(シルデナフィル)は世界で初めて製薬会社ファイザーによって販売されたED治療薬で、多くの方が知っている名前ではないでしょうか。この薬は元々、心筋梗塞や狭心症の予防薬として研究開発されていましたが、勃起を促す作用のある事が偶然わかり生まれた薬です。次に、レビトラ(バルデナフィル)はバイアグラに次いで2番目に認可されたED治療薬です。これはバイエルというドイツの大手製薬会社が2004年に開発した薬です。バイアグラなどと比べ効果が現れるのが早いという特徴があります。最後にシアリス(タダラフィル)は上記に次いで3番目に出てきた薬です。これはイーライリリーという製薬会社が開発した薬です。2007年9月から処方箋医薬品として日本でも販売され、効果時間の長さや副作用の少なさが特徴です。

ED治療薬の効果について

ED治療薬の効果は上記で説明したように、基本的に勃起を促し持続力を高めるものですが、薬によって異なる性質を持つのでそれについて説明します。まず、バイアグラ(シルデナフィル)は服用後30分~1時間で効き始め、3~6時間程度持続します。個人差もありますが性行為の1時間前には服用しておくと確実性が高まるでしょう。また、食事の影響を受け易い性質から、効果が弱まったり、効果が現れない恐れがあるため空腹時の服用が基本です。さらに飲酒にも注意が必要です。アルコールがシルデナフィルの働きを弱めたり、性的刺激に対する反応を鈍らせるため、過度な飲酒は控えなければなりません。次に、即効性のあるレビトラ(バルデナフィル)は服用後15~30分で効果が現れ、約45分後には効果のピークを迎えます。持続時間は5~8時間です。この薬もバイアグラと同様に食事やアルコールの影響を受けるので空腹時の服用が適切です。最後にシアリス(タダラフィル)ですが、こちらは上の2つに比べて食事の影響を受けづらくいつでも服用できますが、やはり空腹時の方が効果は高くなります。効果が現れるまでは服用後1~2時間で、30~36時間の持続時間があります。シアリスはバイアグラ、レビトラと比べると効果は若干マイルドですが最長1日半という長時間続き、副作用も一番少なくなっています。ちなみに、ED治療薬を服用し効果時間が来ればすぐに勃起すると思われている方がいらっしゃいますが、それはありません。性的刺激や興奮があって初めて、ED治療薬の効果が実感できます。

副作用及び使用禁忌について

ED治療薬の副作用は上記3つとも同じような症状がでることが知られています。例えば、目の充血、顔の火照り、頭痛、鼻詰まり、動悸などです。また、個人差もありますが、ほとんどの副作用が薬の効果が切れると治まるものです。最後に、ED治療薬の使用禁忌について説明します。バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)に共通して併用禁忌なのは、硝酸剤やニトログリセリンを服用中の方、網膜色素変性症の方、3ヵ月以内に心筋梗塞、6ヵ月以内に脳梗塞や脳出血を起こした方、重度の肝障害がある方などです。また、レビトラに関しては人工透析中の方は使用禁忌となっています。他にもそれぞれ持病などお持ちの方がいらっしゃると思いますので、かかりつけの医師がいる場合は、まずそちらで相談の上、ED治療薬の処方を受けてください。

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