コラム

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2017.09.01

ザガーロジェネリックとは 大阪ユナイテッドクリニック

AGA(薄毛)治療薬として、2016年6月13日に販売が開始された「ザガーロ(成分名:デュタステリド)」という薬剤があります。ザガーロは内服のAGA治療薬として先に発売されていた、プロペシア(成分名:フィナステリド)よりも効果が高く、AGAの症状をより改善しやすいとして大きく注目されています。

ザガーロにはどのような効果があるのか、またザガーロジェネリックにはどのようなものがあり、効果等に違いはないのかなどについてもお話していきます。

ザガーロとは

テレビCMや電車内の広告等でようやく一般的な認識を得られ始めている「AGA」というものがあります。これは「Androgenetic Alopecia」の略称で直訳すると「雄性発生の脱毛症」となり、日本では「男性型脱毛症」と訳されるのが一般的です。ザガーロはこのAGAの治療薬として開発された薬剤です。

ザガーロの主成分である、「デュタステリド」は実は以前から広く利用されている成分で、具体定期には「前立腺肥大症」に適応のある薬剤「アボルブ」と同じ成分になります。後ほど触れますが、デュタステリドには前立腺肥大症の原因である「ジヒドロテストステロン」の発生を抑制する効果があり、日本では2009年9月より広く利用されている実績があります。

ザガーロ・アボルブ共に、イギリスのグラクソ・スミスクライン社という世界的な製薬メーカーによって開発・販売されています。日本では、歯磨き粉の「シュミテクト」、風邪薬の「コンタック」のメーカーとして親しまれていますし、処方薬でもさまざまな症状に適応のある薬剤を開発・販売してきた実績のあるメーカです。

ザガーロの効果

AGA(薄毛)に適応のあるザガーロ(成分名:デュタステリド)、にはどのような効果があるのでしょうか。そもそものAGAの原因から見て行きましょう。

AGAの原因には、加齢によるもの、ストレス性のもの、自律神経失調症などの疾病によるものなど様々です。その中でも加齢によって引き起こされる薄毛の症状には、特定の因子が働いていることが分かっており、その因子をザガーロ(成分名:デュタステリド)によって働きを抑制することで、ある程度の治療が可能なのです。

では、AGAを引き起こす因子とはいったい何なのでしょう。実は、「前立腺肥大症」の原因物質として先に挙げた「ジヒドロテストステロン」という悪玉の男性ホルモンが、AGAも引き越しているのです。「テストステロン」という筋肉をつけやすくしたり、性欲を沸かせたりする男性には欠かせない男性ホルモンがありますが、ジヒドロテストステロンは、このテストステロンが「5α還元酵素」という酵素によって変換されていしまうことで発生します。もともとは男性らしい体づくりに欠かせないホルモンですので、テストステロンの分泌が活発な方というのは、自然とジヒドロテストステロンも多くなってしまいます。よく耳にする「性欲の強い人・筋肉が大きい人などに薄毛の人が多い」という噂話もあながち間違っているわけではないのです。

ザガーロ(成分名:デュタステリド)には、このジヒドロテストステロンへの変換を起こす「5α還元酵素」の働きを阻害する効果があり、それにより脱毛を抑制することができるのです。

プロペシアとの違い

ザガーロより先に発売され、より長い実績のある「プロペシア(成分名:フィナステリド)」とはどのようなちがいがあるのでしょうか。これは、プロペシアが5α還元酵素の中でもⅡ型の5α還元酵素のみに働き効果を阻害するのに対して、ザガーロはⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害することできるため、より高いAGA治療の効果が期待できるという点があります。

このⅠ型の5α還元酵素は、皮脂腺という頭皮の皮脂が出てくる腺の付近に多く存在しており、皮脂の多い頭皮環境の方はこのⅠ型の5α還元酵素がより強く働いている可能性があります。過多な皮脂によって髪の成長が妨げられる頭皮環境の方には、皮脂の分泌の抑制効果も期待できます。

ザガーロジェネリック

薬剤の特許が切れることで、開発メーカーのみに製造・販売が認められていた薬剤が、その他の製薬メーカーからも取り扱いが始まる、いわゆる「ジェネリック医薬品」というものがあります。一般的に、薬剤の開発には実際に効果があるのか、どのような副作用があるのか、またその副作用はどの程度の頻度で発生するのか、など様々なデータを取り、またそれらをもとに国からの承認を得る審査も必要になります。命に係わる医療の分野であるとはいえ、これらにかかる費用は莫大なものになりますので、当然新薬が承認を得て販売を開始した暁には、薬剤の代金にこれらの費用を上乗せすることで回収する必要があるのです。

ジェネリック医薬品にはほとんど開発にコストが発生しませんので、これらの費用上乗せ分を割り引きして販売することができるのです。その分利用する患者側にも、同じ効果でより安く利用することができるメリットがあります。

AGA治療薬としてのデュタステリド製剤(ザガーロ等)が開発されたのは最近のことですので、今一般的に知られているデュタステリド製剤は前立腺肥大症の薬剤として先に実績のある「アボダート(日本ではアボルブ)」のジェネリックとして、利用されているものがほとんです。適応が変わるだけでまったく同じデュタステリド製剤すので、AGA治療としての使用でも効果は変わりません。

ザガーロジェネリックにはどのようなものがあるのでしょうか。

デュプロスト

デュプロストは、ジェネリック医薬品のメーカーとしては大手のシプラ社のデュタステリド製剤です。抗エイズ薬、抗がん剤などのジェネリックなど、さまざまな医薬品を取り扱っており、世界150か国以上に輸出している大きな製薬メーカーです。ザガーロとおなじソフトカプセルタイプの薬剤になり、0.5mgのタイプのカプセルのみになっています。

ベルトライド

ベルトライドはインタス・ファーマシューティカルズ社で製造・販売されているデュタステリド製剤です。AGA薬としては、プロペシアジェネリックとしてよく知られている「フィナロ」もこのインタス社の薬剤になります。タブレットタイプの薬剤で、ザガーロと比較すると一般的な医薬品に近く飲みやすくなっています。デュプロスト同様に0.5mgの規格のみ製造しているようです。

デュタス

デュタスは、ドクター・レッディーズ・ラボラトリーズ社から製造・販売されているデュタステリド製剤です。現在は関係が解消されていますが、ドクター・レッディーズ・ラボラトリーズ社は2011年から2013年6月まで日本の富士フィルム社と合弁会社の設立へ向けて合意しており、日本企業も注目しているジェネリック医薬品業界では大手の企業になります。15カプセル、30カプセルでシートになっている点が特徴的で、ザガーロと同様のソフトカプセルタイプの薬剤です。0.5mgのタイプのみになります。

以上に挙げたザガーロジェネリックは、いずれも日本での流通がありませんので、海外より輸入でより寄せるほかに手に入れる方法がないのが実情です。輸入代行業者を利用した場合、半分近くが偽薬であったとする調査結果なども報告されており、安易にザガーロジェネリックをインターネット等で手に入れようとするのは決してお勧めできません。AGA治療薬は必ず専門の医療機関で、医師の指導の下処方を受けるようにしましょう。

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