コラム

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2017.09.01

EDと糖尿病 大阪ユナイテッドクリニック

現在、日本では糖尿病の患者数が300万人を超えるというデータが出ています。そして糖尿病患者の方はED(「いんぽ」「いんぽてんつ」とも)になりやすいという統計も出ています。なぜ糖尿病になった方はEDにもなりやすいのか、糖尿病を原因としたEDにも治療薬は有効なのか、そして改善・治療の余地があるのかどうかなど、今回はEDと糖尿病の関係について詳しく説明していきたいと思います。

EDの原因と治療

そもそもED(イーディー)とはErectile Dysfunctionの略語で、勃起不全や勃起障害など、勃起機能低下の意味合いを持ちます。また、勃起が起こらない場合だけではなく、勃起時の硬さが不十分であったり、勃起状態を持続させることができずに、満足のいく性行為が行えずに中折れしてしまうということも「ED」といえるのです。つまりEDの定義とは、自分の意思に反して勃起までの時間がかかってしまったり、射精する前に萎えてしまうなど、性行為が十分にできなかったという様々な症状のこと全てをさすのです。本来、男性は性的興奮を得ると脳内による興奮が神経を通って陰茎に伝わるようになっています。その結果、陰茎海綿体の動脈が拡張し、多量の血液が流れることによって大きく膨らむことを勃起といいます。しかし、血管や神経に何らかの問題が起こり、海綿体に十分な量の血液が送り込まれないと満足のいく勃起が起きずに、EDの症状に繋がってしまうのです。

勃起に必要なことをまとめると大きく分けて3つになります。性的興奮を脳で感じる、性的興奮が陰茎に伝達される、陰茎動脈の拡張によって血液が性器海綿体に流れ込む、これらが1つでも欠けてしまうと勃起が起こらず、十分な硬さが出ずにEDの症状が起こるのです。また、「いんぽ」という言葉を耳にすると思います。EDとは何が違うのかと言うとニュアンス的には違いがあるだけで症状は同じになります。いんぽは、陰茎による性的不能という意味合いが強くなります。EDの原因は人によっては様々なのですが、考えられる原因は主に3つだと言われています。1つ目は血管や神経の傷害です。中高年の方が発症するEDで一番多い原因とされているのが、この器質性EDです。器質性EDとは、体に何らかの原因があり物理的に勃起阻害されてしまうEDのことです。血管障害や神経障害、内部分泌機能低下といったものが具体例として挙げられます。そして2つ目は精神的なストレスを原因とした心因性EDです。勃起をするためには身体上健康的であることと同時に精神的にリラックスした状態であるかどうかが大変重要になってきます。身体的原因の器質性EDとは違い心因性EDは様々な原因があります。多くの方は日常生活でのストレスが主な原因だと考えられています。最後の3つ目は薬による影響で、常用している病気の治療薬や抗うつ剤などの副作用によってEDになることがあります。これを薬剤性EDといい、近年では抗うつ剤などを服用する方も珍しくなくなっており、薬剤性EDが増加傾向にあります。

近年のEDの治療には様々な方法があります。一番よく利用されている治療方法は、やはり投薬によるものになりますが、投薬以外にも心理的療法はじめとするホルモン療法や手術といった治療方法もあります。なのでEDの治療を行う際には、必ず医師と相談して自分にとって最善の方法で治すことが一番だと考えられています。

糖尿病の原因と治療法

糖尿病とは、簡単に言えば血糖値が高くなる病気のことです。血液中のブドウ糖の濃度が上がり、その状態が数年間続くと全身の血管が傷つき、心臓病にも繋がり、合併症を引き起こす可能性があります。また、より高い血糖は昏睡状態になることもあります。

そもそも糖尿病とは、膵臓から出るインスリンの量が少なくなり、血糖値を下げることができなくなってしまうことで起きます。膵臓が疲労することによってインスリンの機能低下による原因で発症する病気なのです。膵臓を疲労させている原因が糖尿病に繋がることになります。膵臓の疲労は主に炭水化物、糖質の摂取のしすぎと、肥満や運動不足によるものなのです。

糖尿病の治療法は食事療法、運動療法、そして薬物療法の大きく分けて3つになります。1つ目は食事療法です。体に取り込まれる糖の量とエネルギーバランスを調整して治療する方法です。2つ目は運動療法です。運動を行い、筋肉の量を増やすことで糖を体に取り込みやすくし、脂肪を減らすことで血糖値を下げる療法です。3つ目は薬物療法です。飲み薬や注射薬を使用してインスリンの分泌をよくし、食事で摂取した糖の分解、吸収を遅らせる療法です。医治療方法は医師と相談した上で、ご自身に適した最善の治療方法で治すことをお薦めします。

EDと糖尿病の関係

最初に記述したとおり、糖尿病男性患者の3人に1人がEDの症状も発症しているという統計が出ています。糖尿病を自覚していない方も含まれると、その割合はさらに高いと言えるでしょう。糖尿病になりながらEDにもなってしまうことを糖尿病性EDと言います。では、なぜ糖尿病の方はEDにもなりやすいのでしょうか?正常な勃起には脳、神経、海綿体、そして血流が問題なく機能していることが前提となります。しかし糖尿病によって血糖値が高い状態が続いてしまうと神経繊維が減少して神経回路に障害が生じやすくなり、繊維密度が低下していきます。その結果、神経内部では低酸素状態になり、そうなることで陰茎知覚が鈍くなり、陰茎海綿体に分布する神経が障害を受けることから、EDの症状が引き起こされてしまうのです。

糖尿病は他の病気と比べてもEDを誘発する因子が多いと言えます。特に、喫煙量が多い方やインスリン治療中の方はEDの併発率が高いというデータが出ています。糖尿病は不治の病とされていますが、糖尿性EDの場合には治療を受けて改善できる見込みがあります。病気を放置しておくと悪化するので、その前にED治療専門の医師に相談をして治療を受けることを推奨します。

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