コラム

コラム

2017.09.01

薬剤性EDとは 大阪ユナイテッドクリニック

ED(勃起不全)は「心因性」「器質性」「混合性」「薬剤性」の4種類に分類されますが、そのうちのひとつ「薬剤性」はEDといっても原因や治療、おすすめの治療薬も異なります。併用に注意しなければならない降圧剤や抗うつ剤との関係性も含め書いていきたいと思います。

薬剤性EDの原因

薬剤性EDとは普段から常用している薬の副作用が原因で発症するEDとされています。EDと聞くと加齢による勃起障害が多いと思われがちですが最近では若年層も増え、20代の若い世代で精神安定剤や抗うつ剤・睡眠薬などを常用している方や加齢により降圧剤・高脂血症治療薬・胃潰瘍治療薬などを長期で服用している方だと薬剤性EDが疑われます。「薬剤性」という言葉に馴染みがないためEDの原因を加齢・精神的なものと決めつけてしまい病状を悪化させてしまうことがあります。薬剤性EDは直接命に関わるわけではないので薬の使用説明書の記載は少ないです。一例程度しか書かれていないことも多いのですが薬剤性EDを引き起こす薬は多々ありますので予防・改善するためには自身が知識を身につけることも大切です。

薬剤性EDの種類

①降圧剤によるED

高齢の方に多い高血圧の治療に使用される薬ですが、もともと高血圧の方は動脈硬化が発症する率が高くEDのハイリスク群ともいわれるうえに降圧剤にはEDの副作用がみられる薬もあります。降圧剤がEDを発症させるメカニズムはまだ解明されていませんが動脈硬化がある場合での血圧の低下は陰茎への血流を低下させるためEDになる要因のひとつであり、降圧剤を服用している方のほうが服用していない方よりED率が高いとの研究結果があるようです。ED治療薬を使用するために降圧剤を止めてしまうと血圧が高いままの状態になり血管壁を破損させ動脈硬化を進行させてしまう事になるため一概に服用を止めればいいということはできません。常用薬がありED治療薬を希望する方は医師との相談が必要不可欠です。

②抗うつ剤・精神安定剤・向精神薬によるED

若年層に多くみられるEDで精神安定剤と向精神薬に同封されている添付文書には副作用としてEDがあることが明記されていない事があり、主治医からの説明もない場合があるため自身の注意が必要です。性欲の低下やEDを発症させる「高プロラクチン血症」になりやすい薬もあり、ドパミンD2受容体を遮断する働きがある薬は性機能障害に重大な副作用を引き起こす可能性があるため特に注意が必要です。抗うつ剤が性機能に及ぼす副作用としてはセロトニンの濃度が増加する事とされています。うつ病はセロトニンが不足している状態が多いため神経節中にセロトニンを増やす薬が使用されます。しかし、それと同時にドパミンやノルアドレナリン系の神経を抑制させる効果もあることから性機能を抑える働きがあるのです。また、感覚の低下・射精の遅延などにもつながることが指摘されています。

③男性ホルモン抑制剤・抗アンドロゲン剤によるED

男性の体に大きな影響を与えている男性ホルモンの「テストステロン」を抑える薬には副作用としてEDがあります。「テストステロン」は性欲や性機能・筋力・社会的活力など男らしさを表すうえで欠かせない男性ホルモンですが低下すると性欲も低下することが多いため、性行為に対する意欲が減少されEDになる傾向にあります。抗アンドロゲン剤は前立腺がんの治療などに使用されますが男性ホルモン抑制剤を用いるためEDや性欲低下がみられます。

薬剤性EDの改善

薬を常用しているために起きてしまうEDですが先天性による病状で使用しなければ生活を維持できない方もいます。薬の使用を中止すれば性欲や勃起機能に必要なホルモンや成分は徐々に回復していきEDが改善されたりED治療薬が服用できる可能性もありますが健康を損ねた身体だと重度の副作用を引き起こすのは明らかです。また、若年層と比較すると高齢層は回復のスピードは遅くなり治療前の段階まで回復しない場合も多いです。心因性により常用薬を服用している若年層の方もいるため個人差はあり常用薬には疾患症状を緩和させ健康を維持する働きがありますが副作用もあります。服用方法や体質により常用薬で健康に害を及ぼすこともあるため決して軽視はできません。まずは自身で服用している薬を把握する事も大切です。有効成分があれば必ず副作用は存在します。成分や効果・副作用を理解することによって不安も払拭され期待もでき安心して服用できます。また薬剤性EDは判別が難しいため自身で判断せずクリニックに相談することをお勧めします。通販や個人輸入により簡単に薬を購入できる時代にはなりましたがやはり6割は偽造品といわれ被害が増加している中から選ぶのは少々怖いものがあります。そしてインターネットで得た知識や自己判断が正しいとは限りませんので専門の医師にご相談ください。専門医だからこそ豊富な知識を持ち対処法を知るものです。また、思い込みによる症状の悪化や心因性のEDを重複して引き起こさないために専門の医師に相談することがEDを改善する近道になる事と思います。

PAGE TOP
タップで電話発信します
06-6484-9633
[月~土] 11:00~20:00 [日・祝] 10:00~17:00
アクセスのご案内
診療の流れ
ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック池袋駅前院
ユナイテッドクリニック新宿駅前院
渋谷ユナイテッドクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
横浜ユナイテッドクリニック公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
神戸ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト