コラム

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2017.09.01

アボルブ処方 大阪ユナイテッドクリニック

アボルブは、イギリスのグラクソ・スミスクライン社が製造・販売を行っている主成分デュタステリドの5a還元酵素(5αリダクターゼ)阻害剤として分類されるお薬で、もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、後にAGAの原因酵素であるDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されるのを抑制する効果があることが分かりました。日本国内では2009年に前立腺肥大症の治療薬としてのみ承認されており、AGA治療薬としてはいまだに承認されてはいません。5α還元酵素とは男性ホルモンであるテストステロンを、より強力なDHT(ジヒドロテストステロン)へと変換する酵素です。AGAは、テストステロンが5α還元酵素と結びつくことによってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることが原因で起こります。5a還元酵素阻害剤としてはプロペシアなどの主成分のフィナステリドが有名です。AGAの原因酵素であるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成するこの5α還元酵素には1型、2型があり、1型は全身の側頭部と後頭部の皮脂腺に、2型は前立腺と前頭部から頭頂部の毛乳頭にあります。フィナステリドは、このうち2型のみを抑制しますがアボルブ(デュタステリド)は2型に加えて1型にも効果があります。2015年には、アボルブと全く同じ成分・用量となる「ザガーロ」がAGA治療薬として厚生労働省から承認されました。アボルブとザガーロの違いは、治療目的だけでアボルブは前立腺肥大症、ザガーロはAGA治療薬として国内では販売されています。プロペシアでは満足できない方は、試してみても良いのではないでしょうか。

服用方法

アボルブは、カプセルタイプで0.1㎎と0.5㎎の2つの用量があり、通常は0.5mg を服用します。1日1回1錠を毎日継続して服用します。食事のタイミングを気にする必要もなく、食事の影響もそれほど受けることはないのでご自身の好きな時に服用してください。ただし飲み忘れの無いようにするためだけでなく、効率良く効果を期待するためにも自分のタイミングで良いので決められた時間に服用をするようにしてください。例えば、髪の毛が生えるのは夜寝ている間なので寝る前に服用するようにしたりするとよいかもしれません。飲み忘れたからと言って1回に2錠も服用しないでください。また、カプセルを割ったり噛み砕いたりして飲まないでください。カプセルの内容物が口腔内の粘膜を傷つける可能性があります。

副作用

アボルブの主成分デュタステリドには、副作用があります。副作用として有名なものとして勃起不全やリビドー減退があり、その他にも乳房のふくらみや痛み、倦怠感、食欲不振、肝機能障害、腎機能障害などがあります。フィナステリドに比べて効果が強いと言われている反面デュタステリドは副作用も比較的出ると言われています。しかし、副作用は1年以上の長期処方によってほとんどなくなるという方が多いです。これらの副作用は危険なものという訳ではなく、また人によって副作用の出方には個人差があるので症状が重い場合などにはすぐに医師の相談を受けましょう。

アボルブには、プロペシアと同様に服用を始めると全ての方とは言えませんが多くの方が抜け毛が増える「初期脱毛」というものが起こります。育毛をするために服用したのに抜け毛が増えて焦ってしまうかもしれませんが、これは薬の効果によって髪の毛のヘアサイクルが改善され、古い弱っている毛が抜け新しい強く太い毛に生え変わっているという事なので服用を中止しないようにしてください。服用を途中でやめてしまうと抜け毛が増えるだけでかえって服用前よりも症状が悪化してしまう可能性があります。初期脱毛の期間は、長くても3カ月程度で収まっていくので継続して服用をするようにしてください。

服用できない方

アボルブは、成人男性を対象としている薬なので未成年や女性は使用ができません。特に女性の場合は、効果が無いどころか妊婦や妊娠の可能性がある場合に服用すると胎児の生殖器の発育を妨げる恐れがあります。それだけでなく薬に触れただけでも体内に皮膚から吸収されてしまうので、女性が触れてしまわないように保管場所にも気をつけましょう。また、服用中は献血をすることができないので献血をしたい場合は服用を中止してから1カ月以上過ぎてから献血をするようにしてください。前立腺がんの検査値である(PSA値)が半分に表示され、正確な値を測れず病気の存在を発見できない可能性があるのでPSA検査を行う場合には医師にその旨を予めきちんと伝えるようにしてください。この薬は、肝臓で分解されるという事もあり重度の肝障害をお持ちの方は服用を控えるか、医師にご相談ください。

以下の薬品は併用する事によって血中濃度が上昇してしまう恐れがありますので服用中の方はお控えください。

・HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビル等)主にHIV治療に使われる薬。

・マクロライド系抗生物質のクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、エリスロマイシン(エリスロシン)主に性病などのウイルスの治療に使われる抗生薬。

・アゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)等 主にカンジダなどの治療に使われる抗真菌薬。

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