コラム

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2017.09.01

ミノキシジルと耐性 大阪ユナイテッドクリニック

ミノキシジルと耐性についての紹介です。AGA(男性型脱毛症)治療においてミノキシジルは髪の毛を生やすために非常に有効とされています。このミノキシジルですが服用を継続するとミノキシジルが効かない、効果なしなどの耐性が付くという書き込みをインターネットで散見します。ミノキシジル外用(ローション)は前頭部には効き目が弱く頭頂部に対して有効です。逆にミノキシジル内服(タブレット)は前頭部に対して有効です。こういった勘違いなどのいわゆる「ミノキシジル耐性」「リアップ耐性」「ミノキシジルタブレット耐性」がついたのでは?という不安や疑問の解消をするコラムです。

ミノキシジルとは

ミノキシジルは毛乳頭細胞、毛母細胞を活性化させることにより育毛効果を得ます。これはミノキシジルに血管拡張作用により毛乳頭細胞や毛母細胞に栄養や酸素を多く送り込む効果によるものです。同じくAGA治療として使われるプロペシアやフィンペシア(プロペシアジェネリック)は作用機序が異なるため併用が可能です。もともとミノキシジルは1960年代にアメリカのファイザー社の前身であるアップジョン社が研究開発をしていた高血圧症の経口薬でした。体内の血管を拡張することで血液の流れを良くし血圧を下げる効果を目指して開発を進めていたところ、頭髪の増加などの脱毛症を改善させる効果が見られたためAGA治療用外用薬として1980年代にミノキシジル2%配合の「ロゲイン」を発売しました。現在では内服薬のミノキシジルタブレットや日本の製薬会社の大正製薬からミノキシジル配合のリアップなどがあります。

そもそも耐性とは

治療のため医薬品を反復服用をし続けるうちに、その医薬品に対する抵抗性を持ってしまい効果が薄くなる現象のことを耐性と呼びます。耐性が発生しやすい医薬品で知られているのは狭心症治療などで使われるニトログリセリンや糖尿病治療に使われるインスリンなどがあります。

ミノキシジルの耐性

ミノキシジルを継続使用したことで耐性が発生した。という臨床結果はありません。ミノキシジルは頭皮に繋がる血管を拡張させ、血流を改善し発毛を促進させます。継続的に服用を続けることで安定して髪の毛を増やすことを目的としている薬剤なので、ミノキシジルに耐性がついてしまい、薬効が得られなくなると医薬品として認可は下りてはいなかったでしょう。

リアップも同様にミノキシジルを主成分とした外用薬で、大正製薬から発売されている液体状の育毛剤です。リアップは頭皮に直接使用する薬剤で1日に2回適量を垂らすものですが、リアップの効果時間はおよそ半日です。朝と晩に使用することを推奨されています。こちらもミノキシジルが主成分なので耐性がついてしまっては薬剤として成立がしないことがわかります。

ミノキシジルの耐性との勘違い

AGA治療のためにミノキシジルに加えプロペシア(フィナステリド製剤)やザガーロ(デュタステリド製剤)を併用することが基本となります。この2剤(フィナステリド製剤・デュタステリド製剤)は使用開始から1~2ヶ月の間に初期脱毛と呼ばれるヘアサイクルを正常化させるために一定期間髪の毛の抜ける量が増える期間があります。この作用を指し「ミノキシジルの耐性」と勘違いをしている可能性が考えられます。AGA治療を服用しているから安心して頭皮に悪影響を与えることばかりをしていることも十分考えられます。睡眠不足、飲酒、喫煙、ストレスなどを要因として脱毛が増えてしまいます。そのため、思ったほどの育毛効果を得ることが出来ず耐性がついたと勘違いをしてしまったとも考えられます。

AGA治療は継続的に服用することにより常に薬剤の血中濃度を高めることで育毛効果を発揮します。処方された薬剤を飲み忘れたり飲むタイミングを間違えてしまうと効果を十分得ることが出来なくなります。毎日決められたタイミングでの服用を心掛けることが育毛には重要なことになります。

ミノキシジルで効果を感じられなくなった場合

ミノキシジルを服用しても思い通りに効果を得られなくなる方もいらっしゃると思います。ミノキシジルは育毛効果は高いのですが作用機序の関係で抜け毛を防ぐ効果はありません。頭皮に繋がる血管を拡張させる効果を持っていますが、脱毛を防ぐためには別の薬剤を併用することが必要となります。前述のプロペシア(フィナステリド製剤)やザガーロ(デュタステリド製剤)が脱毛効果をもつ薬剤です。これらの薬剤はAGAの原因物質のDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を妨げる効果があり脱毛の進行を抑制します。

ミノキシジルは血管を拡張しますが、特に栄養素を持ち合わせているわけではありません。別途栄養補助効果のある亜鉛やビタミンBなどと併用することでより効果的に育毛効果を得られます。

・亜鉛

亜鉛は毛髪の主成分であるケラチンを合成するのに役立ちます。亜鉛が不足するとケラチンの合成が上手くいかず細い髪の毛が増え抜け落ちやすくなります。また、亜鉛は細胞の原料となり新陳代謝を助けるほか、精子の材料でもありED(勃起不全)の改善効果や射精時の快感度の上昇など多くの効果を期待できます。

・ビタミンB群

ビタミンB群は細胞を代謝させる効果があり、毛乳頭細胞や毛母細胞の細胞分裂を活発化させます。脂漏性の脱毛症や頭皮の炎症がある方には非常に有効な栄養素です。皮脂の分泌を抑え皮膚の新陳代謝を促進し炎症を抑える効果があります。

普段の食事でこれらの栄養素を摂取出来れば非常に良いのですが、食事でこれらを摂ることは難しいのが現実です。亜鉛補助剤などであれば医薬品との併用も可能であり、AGA治療薬と同じタイミングで服用することで飲み忘れがありませんし、食の好き嫌いに左右されません。当院では様々な医療用の亜鉛など豊富に取り揃えております。AGAでお悩みの方は是非当院にご来院下さい。

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